ゆとり日記

 今日あった事や、アニメやマンガ、本や映画、落語の感想などをネタバレで書きます。

Entries

『アフリカに緑の革命を!―ニッポンNPO戦記 』を読んだ。


アフリカに緑の革命を!―ニッポンNPO戦記
(和書)2017年05月07日 00:15
大高 未貴 徳間書店 2008年4月

 ノーマン・ボーローグ博士が緑の革命をやったのを、アフリカでもやっていこうみたいな話だった。
 SG2000という団体のことが主に書かれていたが、この団体はノーマン・ボーローグ博士とジミー・カーター元米大統領と、日本財団の会長だった笹川良一がつくったものらしい。農業で農薬を使うからとかいう理由で叩かれていたのが大変そうだなと思った。アフリカは土地がかなり痩せているのと、有機農業だと時間と、家畜を飼う土地がよりかかってしまうからという理由で、スピーディーに食糧を増やせるようにと農薬でやったのだそうだ。
 SG2000の人達は、飢えを真っ先に改善するために頑張っているのだろうが、それよりも環境を優先している人達に分かってもらうのは骨が折れそうだと思う。叩かれても自分が信じた道を進んでいるのは良いなと思った。
 民間だけでなく、政府も巻き込んで一緒にやっているのも良いと思う。民間だけではやはり限界があるだろうし、こうなってしまったのは政府にも責任があるのでそれを自覚させるためにも良いと思う。
 また、農民たちに無償でやるのではなく、有料で貸し出すとか売るというやり方もまたよいと思った。あまり親切が過ぎると逆に惨めな気もちにさせかねず、そのような卑屈な態度にさせてしまうと、もしプロジェクトが成功したとしても、彼らの自立にも自信にもならないだろうからだ。人を助ける際に、相手に負い目をおこさせたりしないやり方に感心した。
 既に引退していたボーローグ博士をまた復帰させたのはP228の、
『あなたは70歳でもう若くないとおっしゃるが、私は85歳です。85歳の私がこれからアフリカを助けようとしているのです。私は毎年多くの餓死者を出すようなアフリカ農業の欠陥を、その場しのぎではなく根本的に改善したいと思っています。なぜ、あなたや、あなたの同僚たちがアジアで起こした緑の革命をわれわれがアフリカでできないというのですか?』
という笹川氏の言葉だそうだ。おじいちゃんになってもまだ働く気があるのが凄い。しかもどう考えても苦労しそうな所に行こうとするのが凄い。
 博士は国の礎となるものが「教育」と「インフラ」であると言っており、日本がすぐに立ち直れたのはそれがあったからだろうとあった。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

雪子さん

Author:雪子さん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

フリーエリア

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR