ゆとり日記

 今日あった事や、アニメやマンガ、本や映画、落語の感想などをネタバレで書きます。

Entries

キング&クイーン (講談社文庫)を読んだ。


キング&クイーン (講談社文庫)
(和書)2017年04月08日 23:53
柳 広司 講談社 2012年2月15日

 思えばキング&クイーンという題名がうっすらネタバレだよな。
 元SPの女性が、現在働いているバーのお客に依頼を受けて、チェスの世界チャンピオンのボディーガードをやるはめになるという話だった。
 主人公の女性がとてもカッコ良かった。無愛想な所とか、射撃上級で古武術の使い手で身長173センチ以上とハイスペックな所が、同じ警察組織に勤めており、上司にも同僚にも恵まれていたというところも攻殻機動隊の素子みたいだった。
 後、ちらっとしかでなかったが、秋葉原にいた刺客の若者もなんかカッコ良かった。
 これも続編があれば良いのにと思った。
 いろんなチェスプレイヤーの逸話が紹介されていたが、これがどれも面白かった。その中でもアレクサンドル・アリョーヒンが強烈だった。P254によると、
『彼は、猫嫌いの相手と対戦する時はかならず二匹を同行させ、対戦中は二匹を相手にずっと話し続けていた。彼は自分には猫と話ができる能力があると信じていたが、不利な局面になると彼は猫たちを盤上に投げつけた。』
というのが、猫たちには申し訳ないが特に笑えた。猫に八つ当たりするなと思った。
 「アイスブレーカー」という淡いピンクのカクテルや、ジン&イットというマティーニの原型らしいカクテルもでてきた。どれも美味しそうだった。店長のつくるまかないがP217にあったが、これが牛肉とキノコのデミグラスソース煮込み、野菜のマリネ添えで、これも美味しいらしい。
 ホリエモンに少し似ている人が出てきたが、まさかご本人をモデルにしているんだろうか。彼をモデルにしたのを書いている作家が他にもいたが、良くも悪くもキャラ立ちしているから創作意欲をかき立てられるんだろうか。
 P129の彼の容貌の説明は、「決して醜いわけではない」とフォローははいっているものの、ホリエモンにしか見えなかった。この話でホリエモンは酷い目にあっていたので、作者は何か恨みでもあるんだろうか?彼の事が嫌いなんだろうか?と思った。
 参考資料に『完全チェス読本』があった。「チェスチャンピオン 逸話」でググるとボビー・フィッシャーという人がでてきた。彼がモデルだという事が分かった。今までこの人の事を知らなかったのでこの機会に知る事が出来てよかった。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

雪子さん

Author:雪子さん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

フリーエリア

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR