ゆとり日記

 今日あった事や、アニメやマンガ、本や映画、落語の感想などをネタバレで書きます。

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『マクベス 』を読んだ。



マクベス
(和書)2016年11月01日 23:09
1969 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存

 話は、マクベスという戦士が王様を殺して自分が王になるんだけれど、疑心暗鬼に取り付かれて自滅したっていう内容だった。
 マクベスは実は王様になりたかったんだけれど、それを隠していたらしい。だが自分の妻に説得されて殺す事にしたみたいだ。彼女も、主君を殺すように夫にいうくらいの肝っ玉の据わった女性だと思ったら、自分の父親を思いだしたから殺せないとか言い出すし、最後は彼女も罪の意識に苛まれて気が狂ってしまうし、どうもよく分からない女性だなと思った。
 マクベスも、最初にでてきたどう見ても怪しげな魔女達の言うことをホイホイ信じるし、彼女らの言うことを都合のいいように解釈して勝手に安心したているなと思った。
 三人の魔女の他にヘカティーという魔女の親玉みたいな女性も出てきた。ググってみると、彼女はギリシア神話に出てくる女神で、どうやら地獄にすんでいるらしい。ヘカティーが孫悟空のキント雲のようなのに乗るシーンが面白いなとおもった。
 「お気に召すまま」では、世界は舞台で自分たちはそれを演じる役者みたいな台詞があったが、ここでもマクベスが、世界を舞台に見立てた台詞があった。
 「綺麗は汚い、汚いは綺麗」
最初に魔女達が踊りながら言っていた台詞がなんか聞いた事あるなと思った。
 最後の後書きでは、「マクベス」と「ハムレット」を比べて考察したものが載っていた。ハムレットの主人公は父王を謀殺された被害者で、マクベスは加害者側、またハムレットは父王の幽霊に言われて、マクベスは三人の魔女に言われて行動を起こすというように比べられており、そういえば正反対だったり、似ていたりして面白いなとおもった。
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