ゆとり日記

 今日あった事や、アニメやマンガ、本や映画、落語の感想などをネタバレで書きます。

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九州国立博物館『京都 高山寺と明恵上人 - 特別公開 鳥獣戯画 -』に行った。

 九州国立博物館『京都 高山寺と明恵上人 - 特別公開 鳥獣戯画 -』に行った。お客さんがいつもより大分多く、30分から40分くらい並んだ。
 明恵上人はパンフレットのエピソードによると相当変わった人だったようだ。あまりに一生懸命で一直線な性格だったんだろうが、そのために誤解されたりひかれたりしていただろうなと思う。
 エピソードはどれも面白かったが、自分が友達だと言い張っている島(アイランド)に手紙を書いて、弟子に届けさせたというものだ。弟子は困惑しただろうなと思った。明恵上人はその手紙の中で島の事を「本当に心が通じ合う友達はあなたです」と書いてあるそうだ。
島だけでなく、木や石、動物なども同様に考えていたそうで、海の魚や貝を救済するためにお経をあげたというエピソードもあった。
 また、今回の展示物にもあった子犬像をそばにおいて可愛がっていたそうだ。彼は鳥や牛、馬などの動物にも人に対するように敬意をもって接していました。とあったが、その子犬の像が可愛かったので、それをおじいちゃんがそばにおいて撫でていたというのもなんか癒されるエピソードだなと思う。だが、タツノオトシゴの死骸とも仲良くしていたというのは、さすがにひいた。
 なんというか、赤毛のアンみたいな性格の人だなと思った。木とか石にも名前をつけて朝の挨拶もしてそうなイメージなので。
 さすがにやり過ぎだなと思ったエピソードは、仏道を極めるためにお釈迦様の絵のまえで右耳を切ったというのと、4歳の頃に彼が美しいので父親に宮中に送られそうになったので、それが嫌で、自分が醜くなればいかなくてもよいと思って、縁側から落ちたり、焼き火箸で顔を焼こうとしたというものだ。どれも失敗したからよかったものの、親もビビったろうなあ。彼は顔に押し付けるまえに試しに腕に押し当てたらあまりに熱かったので泣いてしまったらしい。あまりにイタかったので顔の方はやめたのだそうだ。
 仏教では、愛は煩悩であると考えられるため良くないとされています。ところが明恵さんは愛する心が無ければ、仏道を志す人とは言えない、と「華厳宗祖師絵伝」の最後に書いているというのが良いなあと思った。
 展示は、最初に鳥獣戯画があった。ロープでしきりがあって二列に並んで観た。鳥獣戯画というので兎やカエルの絵のイメージだったが、牛や馬などもあり、実際の人間の絵もあった。絵の中で町の人達が、長い帯を輪にして二人でその中に入って引っぱりあうみたいなゲームをやっていた。
 どれも可愛い感じの絵だったが、最後の方の人間の絵は、何となく荒々しい感じのタッチだった気がする。
 鳥獣戯画は、絵の中にススキや女郎花などが描かれているらしく、それで季節が秋だとわかるのだそうだ。今の季節にもピッタリな絵だったんだなと思った。
 鳥獣戯画のところだけは並んで進み、逆走禁止だったのだが、その後は自由に観る事が出来た。それでも結構多かったが明恵上人がいた京都高山寺のお宝がいろいろと展示されていた。このお寺は紅葉が有名らしく、展示の最後には観光のお誘いのポスターもあった。
 展示されていた物の中では、子犬像がとてもコロコロした感じで可愛かった。後、明恵上人がそのお話が好きで実際にお寺まで作ったらしい、ある僧侶に美人が恋をするみたいな話の絵巻物もカラフルだった。その絵の中に龍もあった。物語はどういうものだったのだろう。
 お土産コーナーも、いつもは2階の展示室の前にあるのだが、今回は一階になっていた。上まで並んでいる人がいたのでお土産コーナーも移ったんだろうなあ。お客さんが意外と来ていたのに驚いた。みんな鳥獣戯画みたかったんだろうなあ。
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