ゆとり日記

 今日あった事や、アニメやマンガ、本や映画、落語の感想などをネタバレで書きます。

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九月が永遠に続けば (新潮文庫 ぬ 2-1) を読んだ。


九月が永遠に続けば (新潮文庫 ぬ 2-1)
(和書)2016年07月31日 22:08
2008 新潮社 沼田 まほかる

 普通に面白かった。だが、なんか淡々とエログロな描写があったり、不倫だとかあった。
 高校生になる息子が突然行方不明になったシングルマザーの女性が、息子を一生懸命捜しているうちに、過去の事も思いだすみたいな感じだった。
 彼女の息子のガールフレンドのお父さんが、その主人公の女性の事を好きなようで、甲斐甲斐しく面倒をみているのが、最初は下心ありありでウザイと思ったがだんだんなんとなく、頼もしくなって見えた。彼だけはある意味ぶれないし、常に現実的で俗物的だからだろうか。また彼が『遠野物語』の木に恋をした娘の話が好きだとか言っていたのも意外だった。
 彼は、息子が行方不明になってまいっている彼女の家に、娘とともに毎日きて慰めの言葉をかけたり、料理を作ったり、息子の行方を知っていると思われる人の張り込みをしたりしていた。彼女が息子が心配なあまりに八つ当たりをして、彼に暴言をはいたり、服などを汚したりしても、少し面食らったくらいで気にせずに、懲りずにまた甲斐甲斐しく面倒を見に来るのも、なんかあきれるのを通り越して感心してしまった。実際いたらかなりウザイかも知れないが、図々しさもここまで来るとスゴいなあ。献身的だなあと思った。
 P229の
『衣通姫(ソトオリヒメ)、肌の美しさが衣を通して外に輝き出てくるほどだったという古代の伝説の姫。』
とあったので、wikiで調べてみたら、古事記や日本書紀にでてくる話らしく、内容は、衣通姫が兄と近親相姦をしたのがバレて追放され、最後には心中してしまうというものだった。ヨスガノソラみたいだなと思った。
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