2016.06/28 [Tue]
『大原美術館コレクション展 名画に恋して』を読んだ。
『大原美術館コレクション展 名画に恋して』を読んだ。福岡県立美術館が大原美術館展をやったときの記念みたいな感じで、この本が出版されたようだ。
大原美術館は、大原孫次郎が、亡くなった児島虎次郎の為に、周囲の反対を押し切って作ったようなものなのだそうだ。
大原美術館のエピソードで面白いなとおもったのは、4歳の男の子がモネの「睡蓮」を見て
「かえるがいる」
と言い、それを学芸員が
「えっ、どこにいるの?」
と言ったら、
「いま水にもぐっている」
と答えたというものだ。表面に咲いている睡蓮だけでなく、その水の下に居るかも知れないかえるの想像をするのが良いなと思った。
紹介された絵では、児島虎次郎の『眠れる幼きモデル』などの女の子の絵が一番可愛いなと思った。彼が選んだ、大原コレクション第一号の西洋画である、エドモン=フランソワ・アマン=ジャンの『髪』も、赤毛の女性の髪がとても豊かで柔らかそうで良かった。
スポンサーサイト
Comment
Comment_form