ゆとり日記

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栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫) を読んだ。


栞子さんの本棚  ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)
(2013/05/25)
夏目 漱石、アンナ・カヴァン 他

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栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)
(和書)2014年05月30日 00:07
夏目 漱石, フォークナー, 梶山 季之, 国枝 史郎, 宮沢 賢治, クロフツ, 太宰 治 角川書店 2013年4月25日

 表紙の栞子さんが可愛い。
 内容は、ビブリア古書堂に出てくる本の一部の抜粋や、短編を紹介しているものだった。
 『たんぽぽ娘』や『落穂拾い』の話が気になっていたので、ここでまとめて読む事が出来て良かった。
 紹介された本は、
『それから』夏目漱石(それからの主人公?が、鏡の前で身支度をしながら、マッチョに生まれなくて良かったみたいな事を考えていたのにビックリした。昔の男性は、自分の身なりや見た目の善し悪しにこだわらないと思っていたので。)
『ジュリアとバズーカ』アンナ・カヴァン(ネグレクトが原因でシャブ中になったテニス選手の女性が、戦争に巻き込まれて死んだっていう話だった。)
『落穂拾い』小山 清(若い娘に先生先生言われて、すっかり舞い上がっているオジサンの話だった。)
『サンクチュアリ』フォークナー(なんか始終殺伐とした印象だった。)
『せどり男爵数奇譚』梶山季之(これから話がはじまるぞってところで、抜粋が終った。)
『晩年』太宰 治(心中して自分だけ生き残った若者が、反省しているのかと思ったら病院で友達とトランプをやったり、おしゃべりしたり、笑いあったりして全然反省の色が見えないっていう感じだった。)
『クラクラ日記』坂口三千代(抜粋だけ読むかぎり、子供を捨てたって感じには見えない。普通に再婚に向けて付き合っている感じで、どれだけ彼氏に愛されていたのかを延々とのろけている感じだった。)
『蔦葛木曽棧つたかずらきそのかけはし』国枝史郎(なんかエロかった。)
『ふたり物語』アーシュラ・K・ル・グイン(まんまライトノベルみたいだった。)
『たんぽぽ娘』ロバート・F・ヤング(未来から来たと思った娘が、実は自分の妻だったって話だった。)
『フローテ公園の殺人』F・W・クロフツ(ガタイのいい男性が列車にひかれてお亡くなりになり、どうしてこうなったのかを警察や探偵が延々と考えているという感じだった。)
『春と修羅』宮沢賢治(犬が隙を見て脱走し、それを「高かったから」という理由で追いかけていったのが面白かった。可愛いからとかじゃないんだ。また、雪を食べたがる病気の妹の為に、雪を茶碗にすくってきてやり、それを妹が食べるというのも、なんか印象に残った。)

 驚いたのは、『ふたり物語』だ。これは『ゲド戦記』で有名なル・グインが書いた学生向けのライトノベルだった。一部だけの紹介だったが、皆同じでなきゃいけない事に悩んでいるなんて、外国の子供も日本の子供も同じような事で悩んでいるんだなあ。
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「栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック」三上延

「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ(アスキー・メディアワークス刊)のオフィシャルブック。作品中で紹介されている12本の古今東西の名作タイトル(長編は一部、短編は全篇)を収録。「ビブリア古書堂」店主・栞子さんが触れている世界を体感できる、ビブリアファン必携の1冊。今では手に入りにくい作品や、冒頭を読んでみたいという欲張りな方にオススメです。巻末には、三上延氏の書き下ろしエッセイを掲載。 ...

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